栄匠堂記事一覧
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2021/05/21 -陶磁器
白磁と青白磁 「青磁」が中国・漢代から焼成される、上代の中国陶磁の代表とされるなら、「白磁」は中世中国の陶磁の代表と言えるでしょう。元代には、染付や瑠璃、釉裏紅が登場し、以後、これらの近世陶磁は景徳鎮 …
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2021/04/29 -骨董品・美術品ミニ知識
薩摩焼 花入 薩摩焼(さつまやき)は鹿児島県のやきものです。 約400年前、薩摩藩主・島津義弘が朝鮮の陶工を連れ帰ったことからはじまりました。 白い器肌の「白もん(白薩摩)」と黒い器肌の「黒もん(黒薩 …
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2021/04/06 -骨董品・美術品ミニ知識
アールヌーヴォーの代表的なガラス作家、エミール・ガレ この高さ8㎝の小さな花入は、アールヌーヴォーの代表的なガラス作家、エミール・ガレの作品です。フッ化水素と硫酸の混合液を用いて、ガラスを腐食させて模 …
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2021/03/11 -骨董品・美術品ミニ知識
金彩(きんだみ)の貝合せ 貝合せは元々、平安時代に物合わせの一種として様々な貝の珍しさや美しさを競う遊びでしたが、平安末期になると、2つに分けた貝の対を見つける、カルタのような遊びに変化しました。 や …
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2021/02/23 -陶磁器
まずは自分で選んで使ってみましょう ずっと大切にしたい器、お気に入りになる器を買うのであれば、自分で選ぶことが大切です。初心者の方であれば、まずは手軽な価格のもので「これいいな」と思ったものを選び、実 …
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2021/02/12 -美術品・芸術品作家
亀文堂(きぶんどう)とは? 亀文堂は滋賀県の湖東地方(能登川)で主に鉄瓶を製造していた鉄瓶製造業者です。 1813年、京都に生まれた波多野正平によって創業者されました。 (初代:波多野正平:1813~ …
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実家の遺品整理をしたいというご希望をいただいて訪問しました。
2020/11/20 -買取事例
京都市右京区のお客様からホームページを見て、実家の遺品整理をしたい、値段が付く物があれば買い取ってもらいたいとの依頼がありましたので、出張査定&買取にお伺いしました。 親族の方が生前、海外旅行で集めら …
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2020/11/13 -買取事例
香川県へ骨董品の出張買取にお伺いしました。 ホームページをご覧になられたお客様からお電話を頂き、骨董品の出張査定及び買取にお伺いしました。 引っ越しにともない自分で収集された物を、 「処分するのは勿体 …
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2020/11/12 -スタッフコラム
2020年11月10日(火)、平安神宮がある岡崎公園で行われる平安蚤の市に行ってきました。この日は気温も丁度よく、お散歩日和。平日にもかかわらず、多くの人で賑わっていました。全てを見つくせないほどたく …
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京都の五条坂にある、河井寛次郎記念館に行ってきました! 前々から行きたいと思っていましたが、京都に住んでいながらなかなか行ける機会が無かったのですが、やっと訪れることが出来ました! 記念館の佇まいは、 …
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2020/10/23 -骨董品・美術品ミニ知識
掛軸 掛軸(かけじく)は書や画/絵を、裂(布(きれ))や紙で表装したものです。 仏教を広めるための礼拝用の道具として中国から日本に伝わり、鎌倉時代に水墨画が流行して以後、独立した芸術品として床の間など …
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2020/10/15 -骨董品・美術品ミニ知識
アンティーク掛時計 カチ、カチ、カチと時を刻む時計。クオーツ式以前は振子の付いたゼンマイ式の時計が普及していました。 全体的に重いため柱に掛けていたこともあり、柱時計とも呼ばれています。大きな円形の頭 …
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2020/10/15 -骨董品・美術品ミニ知識
根付(ねつけ) 職人技が際立つ工芸品として知られる根付。現在は鑑賞の対象になっていますが、人々が着物や刀を身に付けていた時代は腰から提げるものとして用いられていました。素材は木製、金属、骨などさまざま …
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2020/10/15 -骨董品・美術品ミニ知識
備前焼煎茶道具 急須に湯冷、煎茶碗。これらは煎茶をたしなむ際に用いられる煎茶道具です。しかし急須に目を向けると蟹が・・!しかも器肌は蓮葉模様!作者の遊び心が感じられますが、やきものにはこのような作風を …
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2020/10/15 -骨董品・美術品ミニ知識
矢立 矢立(やたて)は筆と硯(すずり)を一つにおさめた筆記用具の一種です。細長い筒状のところに筆を、墨壷という丸いものに墨を仕込んでおきます。万年筆やボールペンの前身とされます。 持ち歩く為、それを支 …
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2020/10/15 -骨董品・美術品ミニ知識
刀の歴史 刀剣の歴史は縄文時代にまで遡ります。現在知られている反りがある彎刀(わんとう)という刀身ではなく、反りのない「直刀(ちょくとう)」で、「斬る」ということより「刺す(刺撃)」を目的にしていたと …
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2020/10/15 -骨董品・美術品ミニ知識
かねの花入 かねの花入の素材は「唐銅」のものが多く、砂張(さはり)、金紫銅(きんしどう)、青銅(せいどう)などもあります。 唐銅の花入は中国の漢、周の時代から観賞用に製作されていましたが、現在では宋や …
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2020/10/15 -骨董品・美術品ミニ知識
» 茶碗ミニ知識はこちら 茶杓 茶杓(ちゃしゃく)は茶の湯において重要な道具の一つで、茶入や薄茶器(棗)の中の抹茶をすくって茶碗に入れるための匙のことです。中国より喫茶の風習が伝来された際、茶碗などと …
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2020/08/05 -陶磁器
オールドノリタケ・アールデコ様式 アールデコは1920年代から1940年頃までにフランスを中心として、ヨーロッパからアメリカ(特にニューヨーク)で流行した装飾デザインです。直線的で合理的なデザインと幾 …
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2020/08/05 -陶磁器
オールドノリタケ/アールヌーボー様式の製作技法 オールドノリタケ・アールヌーボー様式の製作技法を紹介しています。下記の技法によって生み出される魅力はもちろん、デザインモチーフや構図、緻密で繊細な仕事に …