茶釜編|全国やきもの工芸品

【1】栃木県

天命釜(てんみょうがま)

天命釜(てんみょうがま)天命釜(天明・天猫)は、下野国佐野庄天命(栃木県佐野市)で作られた茶湯釜のことを言い、西の芦屋と並び称される東の代表的な釜作地です。鎌倉時代には釜を生産していたとされ、真形(しんなり)以外にも肩衝など様々な形態の釜が作られていました。天命釜が茶の湯釜として認められるようになったのは、侘茶が炉を導入した時期からとされています。
絹肌の芦屋釜に対し、天命釜は文様のあるものが少なく、やや荒れた釜肌が日本の美意識とされるわび茶の嗜好に合うとされていました。桃山時代以前のものを古天命、以後のものを天命と呼ばれています。

【2】京都府

京釜(きょうがま)

室町時代末期より京都三条釜座(かまんざ)で作られている京釜。京都では至る所で鋳造製作が行われていたと考えられますが、この場所は古くから金属に関わる事業が行われていたとされています。鎌倉時代にはすでに釜座が存在していたとされ、織田信長が上洛し、三条釜座がその営業権を認められて以来、鋳物師が軒を連ねて繁栄しました。施されている文様は細かく精巧で、芦屋釜の文様にも通じるものがあります。釜師では西村道仁、名越善正、与次郎などが室町・桃山時代に活躍し、釜の他にも様々な鋳物を製作、仏教諸道具も製作していたようです。他に千家十職・大西家、堀家、下間家などがいます。

【3】福岡県

芦屋釜(あしやがま)

芦屋釜(あしやがま)芦屋釜は筑前国葦屋津(福岡県遠賀郡芦屋町)で作られた茶湯釜の総称で、鋳造・製作技術ともに最高位とされています。はじまりは不明ですが、奈良時代からすでに鉄の鋳造地として知られ、鎌倉時代には既に釜を生産、室町時代には茶の湯釜を作っていたとされています。室町時代末期から桃山時代を頂点に活躍し、江戸時代前期には大半が姿を消しています。芦屋そのものは寛永年間(1624-44)には終わりを告げました。
現在は芦屋系釜作地が数か所存在し、「脇芦屋」と分類されています。脇芦屋は桃山時代から江戸時代前期にかけての好みの釜が多いですが、流行釜も製作しており、芦屋が真形中心だったのに比べ、制作の自由さが感じられます。芦屋釜の特徴は、茶湯釜の基本的な形である真形釜(しんなりがま)が一般的で、絹肌と言われる滑らかな釜肌に多くは文様が施されています。

【4】関東

関東釜(かんとうがま)

江戸時代に入ってから関東で生産されたものを「関東作釜」といい、天命釜以外の釜のことを言います。主な産地は、会津(福島)、仙台(宮城)、信州(長野)、常陸(茨城)、武蔵(千葉以外の関東地区)などがあり、様式はいずれも天命釜を踏襲したものです。釜師は江戸名越家、江戸大西家、山城家茶、堀家などがおります。裏千家四代・仙叟宗室の指導を得て釜を作り始めた宮﨑寒雉家は、北陸の金沢で独自の様式を生み出し、現在まで伝えています。

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