骨董品の買取が分かる!高価売却方法が分かる!

骨董品の買取と売却

皆様が大切にされてきた骨董品の売却をご検討されるとき、できるだけ高値で買い取ってもらえる方法をお考えのことと思います。骨董品売却についての見積もりや査定を業者にご依頼される際にお気を付け頂きたいポイントも記載しておりますので、後悔の無い取引をして頂くためにもお役立て下さい。

また、譲り受けたり、遺品などで骨董品を受け取ったものの、骨董品には馴染みが無く、価値があるのか・売れるものかどうかも分からない…という方にも、まずは骨董品とはどういったものかを知って頂きたいと思います。

骨董品と言えど、茶道具に掛軸、翡翠に珊瑚、アンティーク食器、陶磁器、刀剣、古書、絵画などさまざまな種類がありますが、査定のポイントは商品の種類やつくられた年代によっても変わります。

骨董品は全く分からない…そのようなお客様の為にも、数々の骨董品を鑑定・査定・買取りしてきた栄匠堂が、少しでも高く売るためのポイントやコツをお教えします!
知るのと知らないのとでは査定額で数万円~の差が出る事もありますよ。

骨董品買取の京都栄匠堂がご案内いたします。

売りたい骨董品の価値を高めるには ~骨董品を高値で買い取ってもらうために~

【1】手に入れたときの状態を保つ・美品を心掛ける

価値のある骨董品の多くは、「欲しいと思う人の気持ち」で売買されているものです。販売当時は定価や値札が付いていたり、オークションで取引されて誰かのものになりますが、時代を経た骨董品は、できるだけ高い金額で手放したい人が高価で買い取ってくれる専門業者や個人を探して取引しています。

ということは骨董品を高価で買い取ってもらうには「欲しいと思う人の気持ち」がポイントとなります。

みなさんは品物を購入するとき、もちろん美品を、そして付属品があるならそれら全てが揃っていると嬉しいですよね。
骨董品も同じことが言え、経年劣化は当然のことではあるものの、できるだけ保存状態が良いもの、造られた当時・最初に人の手に渡ったときの状態が保たれたものが好まれます。

【2】備品や付属品も全て一緒に査定に出す

特に美術品や茶道具などでは、木箱や包装されていた箱などの有無で、買取価格に大きな違いがでます。
商品の箱が残っていたり、商品に傷が無いものや少ないもの、備品・付属品が揃っているものがその商品の価値を最も高め、高値での売買が成立します。

茶道具(茶碗・棗など)であれば木箱、絵画であれば収納箱、掛軸には桐箱など、また、中に入っている説明書や紐の切れ端も大切に残して、出来るだけ手に入れたときの状態で保管しておいてください。
査定のときには、木箱・袋・紙などの付属品も全て一緒に査定に出しましょう。

・骨董品の新品、未使用品をお持ちの方へ

新品のものは未開封・未使用品というだけで買取査定価格が高くなります。
新品、または未使用品の骨董品をお持ちの方は、出来る限り美品のままで状態を保てるように、骨董品を保管しておく環境を整え、木箱や内装もそのまま保管しておきましょう。

【3】今からでも保管環境を改善する

ワインの保管に詳しい方も骨董品の保管方法に詳しい方は少ないかもしれません。
骨董品は繊細で、環境によって傷んでしまうことがあります。未使用品だから高く売れる!と思っているものでも、保管状態が悪かったことで傷めてしまい、査定価格が下がることがあります。

骨董品の保管場所として向いていないのは「埃が多い場所」「湿気が多い場所」です。埃や湿気が多い蔵や倉庫、物置きは保管場所としてふさわしくありません。陶磁器でできた製品は素材の特性から湿気を吸い込んでしまいます。絵画や掛軸などの絵などは湿度によって変質します。
今からでも湿度の適切な環境、埃の少ない環境で保管して下さい。
移動の際はくれぐれも商品を傷つけることのないようにして下さいね。

【4】鑑定書があれば一緒に査定に出す

骨董品の買取にも鑑定書が付いていることがあります。自身で鑑定に出され、鑑定書をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。ダイヤモンドなどと同じで、骨董品も鑑定書があれば一緒に査定に出して下さい。
例えば珊瑚などにも鑑定書が付いていることがあり、鑑定書のような第三者の証明書は重要な書類です。時代の古い骨董品には難しいかもしれませんが、もし残っていればお品物と一緒にお出し下さい。

【5】出張買取をしてもらえる業者を選ぶ

骨董品はできるだけ美品で付属品が揃っている方が高く買い取ってもらえます。店舗への持ち込みや配送よりも、商品を移動させることのない出張買取の方が、商品を傷つけることなく、専門家に査定してもらうことができます。
古い時代のもの、特に食器や陶磁器でできた製品は大変繊細で壊れやすいものです。移動をさせるリスクを考えると出張買取が安心です。

【6】骨董品は売却のタイミングが重要

また「欲しいと思う人の気持ち」にはタイミングがあります。
時代を超えて大衆から「価値が有る」とされているものは常に高い価格を維持していますが、多くの骨董品は欲しいと思う人の気持ちが変りやすい商品です。

みなさんも、とても欲しかったものの買うタイミングがずれたことで、特別欲しいと思わなくなったことはありませんか?
骨董品にもそういった商品があり、売り時を間違うと価格は大きく下落します。
さらに、もうちょっと先に売った方が高値で売れるのでは?と思い手元に残しておいた商品が劣化してしまい、結局安く手放すことになる可能性もあります。
骨董品の売却のタイミングは「売却したいと思ったとき」が売り時です。

【7】骨董品専門業者で査定を依頼する

「何でも引き取ってくれる業者」と「骨董品買取専門業」の間で、どちらに骨董品を引き取ってもらうかを迷うことがありますね。結論から言いますと圧倒的に「骨董品買取専門業」が得です。

何でも業者は基本的に、骨董品の価値や今需要のあるものを知らないために、骨董品を出来るだけで高値で引き取ることはしません。また査定技術が無い場合は贋作(偽せ物)を買い取ってしまう可能性があることもリスクとなります。価値が分からないものを高値で引き取って売れなければ大損です。

骨董品買取専門業の場合は、骨董品の価値を理解し、本物と偽物を見分けることに長けていて、常に市場の動向を見ています。市場に見合う価値での買取は、骨董品を見る目を持つ技術のある専門業が得意とするところです。

様々な種類の骨董品があり、また様々な時代を背景として大変多くの種類の骨董品があります。茶道具、掛軸、絵画、翡翠、珊瑚といった種類だけでなく、いつの時代につくられたものか、中国や韓国でつくられたものなど、鑑定項目は多岐に渡ります。骨董品の鑑定には各ジャンル、項目において深い知識や、多くの商品に触れてきた経験と実績が必要です。

長年営む骨董品買取専門業に依頼することが大切です。

≫ 詳細・ご注意事項は「栄匠堂 骨董品高価買取のコツ」をご覧ください。

悪質な骨董業者に注意

骨董品の専門業者をうたう業者の中でも悪質な業者は存在します。
骨董品についての知識が無い方から、
・十分な説明もなく大変安い価格で商品を買い取る
・商品に価値が無いから無料で廃棄してあげると言いながら実際は資産としての価値があった
・商品を引き取りに来た業者が「後日振り込む」と言ったのに連絡が取れなくなった
といいうような被害があります。

業者のwebサイトなどを確認し、出来るだけ多くの情報を調べて、信用するに値する情報が公開されているかを確認して下さい。

・骨董品買取専門業は商品とお金をその場で交換してくれるところを選ぶようにして下さい。
・査定をしているときの態度も見て、骨董品の知識が豊富かどうかも確認しましょう。

骨董品買取業者を選ぶポイント

『1』骨董品の専門店であること

骨董品買取店は茶道具や刀剣など様々なジャンルの骨董品を取り扱っています。骨董品の知識が豊富で多くの鑑定実績がある専門店の方が高値で買い取ってもらえるメリットと、長年営業していることで信頼もあります。骨董品は骨董品の専門店を利用しましょう。

『2』出張買取をしてくれるところ

「出張買取をしてもらえる業者を選ぶ」でお伝えした通り、商品を少しでも傷つけずに高価で買い取ってもらえるよう、出張買取をしてもらえる業者がおすすめです。利用者が骨董品を査定に出しやすいようにしてくれていることや、商品を出来るだけ高値で買い取ろうとしてくれている業者であることも分かります。

『3』査定・出張・配送料が全て無料

出張買取、店頭買取、宅配買取のどれを選んでも査定額は同じですが、出張費用や宅配費用、査定費用がかかってしまうと、利用者は「売れるかどうか分からない商品なのに査定に出しにくい」雰囲気になります。
料金について気にしなくても、利用者が気軽に鑑定に出せるよう気を配っている業者なら、相談しやすいですね。

『4』高額査定をうたう根拠がある

高額査定は商品鑑定の技術が必要です。技術が無い何でも買取店や不用品引取業者は価値の分からない品物は安く買い取ろうとするので高額査定が難しいのが現状です。
「高額査定」という文字があれば、鑑定・査定実績がある骨董品専門店、長年営業しているところを選ぶようにしましょう。

» 栄匠堂の高額査定

『5』即現金買取もできる

査定後にゆっくり考えたい方もいらっしゃれば、すぐに現金との交換を希望する方もいらっしゃいます。まだ骨董品の売却を決心出来ていないのに焦って返事を出させようとする業者ではなく、利用者が安心して売却時期を検討できる業者を選んで下さい。ただし、あまりゆっくりしていると、高値が付いた骨董品の価値が下がり、再査定となって価格が下がることがあります。見積の有効期限も問い合わせておきましょう。

商品を渡したのにいつまでも入金が無いというトラブルにならないよう、売却を決定して商品を渡したと同時に、いつお金を受け取れるかも確認して下さい。
出張買取・店頭持込みでの買取の場合はその場でお金を受け取れ、宅配の場合はお客様の決定を受けて即日入金する業者もあります。

『6』全国対応可能

北海道から沖縄まで、全国対応が出来る専門業者は査定の件数が多く、鑑定経験・実績が豊富です。
全国無料出張買取サービスを行っている骨董品業者であれば、どこから来てもらっても手間暇は同じとなり、近くの骨董品業者にこだわる必要はありません。全国という広範囲での相場で査定してもらうためにも、出来れば広く営業している事業者がおすすめです。

骨董品買取に関する噂は本当?

「買取専門業」と「買取&販売店」。どちらが高値で買い取ってくれる?

「買取専門業」と「買取と販売を行っている店」。どちらが高値で買い取るかという話があります。
買取と販売の流通経路を持っているお店(業者)の方が、直接コレクターとつながっているので中間マージンがカットでき、売却するお店はカットできたマージンを元々の持ち主に還元できるため、「買取と販売を行っている店」の方が高く買い取れるという話もあります。

しかし、看板の表示だけでは店舗の業界内の本当のつながりは分かりません。買取専門業社であってもさまざまな販売ルートが確立されている可能性もあり、長年骨董品を営んでいる業者や骨董品を見る目があるお店であれば、品物によって高値で引き取りたい愛好家と深いつながりを持っていることもあります。
必ずしも販売を看板に上げているお店の方がより高価で買い取ってくれるとは限らないため、看板だけで選ぶのではなく、営業年数や骨董品について詳しいかどうかなどを確認してから見積もってもらいましょう。

骨董品を知る!

そもそも…骨董品とは?

「骨董品」とは、アンティーク(Antique:フランス)とも呼ばれ、一般的には希少価値が認められる古美術品や古道具のことを指します。

特徴は「古く」「希少価値」のあるものとされるため、現在大量生産されているものや工業製品が100年後に「希少価値」が高いものとされる可能性は低いと見られます。

骨董品の種類は多様で、食器や文房具、絵画や書画、道具、玩具、貴金属・宝石などの装飾品、家具などがあり、おおよそ100年以上前につくられた手工芸品・工芸品・美術品が該当するとされています。

この100年という基準の根拠は、アメリカ合衆国で制定(1934年)された「通商関税法」に、「製造された時点から100年を経過した手工芸品・工芸品・美術品」について特別な扱いをしていることから、一般的に100年以上前につくられたものをアンティーク(骨董品)と定義するようになりました。
あくまで関税法から見た視点でしたが、現在は世界的な基準になりつつあります。

アンティークには関税がかからない

アンティーク(骨董品)には関税がかからないことをご存知でしょうか?
先のお話の続きになりますが、1934年に制定された通商関税法では「製造された時点から100年を経過した手工芸品・工芸品・美術品(=アンティーク・骨董品)」に対し、関税がかからないことが明記されています。この定義はWTO(世界貿易機関)でも採用されており、加盟国間ではこの定義に従って100年以上前に作られたと証明されるもの(アンティーク)は、関税がかからないことになっています。日本もWTOに加盟しているため、関税はかかりません。

» WTO(世界貿易機関)一覧

海外での骨董品の扱い

アンティーク(Antique)の語源はラテン語アンティクウス(Antiquus=古い)からきているとされています。
海外では、文化遺産の保護する目的でアンティークの輸出を規制している国があります。そのような国からうっかり海外へ骨董品を持ち出すと、違法となることがあるため、注意が必要です。

ヨーロッパのアンティークの定義

【フランスの場合】
フランスでは1920年くらいまでをアール・ヌーヴォー期と言い、数年前までは、この時期より前の工芸品をアンティークと呼んでいました。現在はアール・デコ期の工芸品も「アンティーク」として扱い、「ハンドメードの優れた美術工芸品」「芸術的価値のあるもの」という意味で呼ばれていることがあります。

【イギリスの場合】
イギリスではヴィクトリア朝(1901月年頃)より前のものをアンティークと呼ぶ人が多かったのですが、現在はエドワーディアン期(1901年~1910年頃)のものもアンティークとなり、関税法の定義が浸透しています。

骨董品(アンティーク)に似た言葉

【レトロ Retro(retrospective)】

技術により見た目に古い印象を与えたものの事で、本当に古い骨董とは区別されます。

【ジャンク junk / コレクタブル Collectable】

100年を経過していない雑貨や食器、玩具などを指します。

【ラビッシュ rubbish】

古いけれどもそれほど価値が無い中古品に近いものを指します。

【ビンテージ vintage】

元はワインの製造年代を意味する言葉で、ある程度年代を経た、質が良く通好みであるとされるものに対して使用されます。古くても質が良くないものや、収集家に人気のない物品に対しては使われません。
モノに対しても使われるようになり、古く、かつ年月を経て程良く味わいがでたものを指します。
ジーンズや老舗ブランドのアンティークなどでも使われるようになった言葉です。

骨董品(アンティーク)屋さん

ヨーロッパやアメリカのアンティークショップでは、製造されて100年以上のものを「アンティーク」、100年経過していないものを「ジャンク」、ジャンクの中でもそれほど価値の無い中古品を「ラビッシュ」として分類されています。日本でも欧米から輸入された骨董品については、同じように分類されて店舗に並んでいます。

「アンティーク」屋さんと言えば少し敷居が高いイメージがあるかもしれません。フランスでは一般的に、アンティーク屋さんは高級骨董店を指します。工芸品を修理して店舗に出して、出所の分かる商品のみを扱います。

フランスでもう少し気軽に中古雑貨を探したいときは、骨董市へ出かけるかブロカント(brocante)と言われる古物雑貨屋や中古屋さんを訪れて下さい。

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