栄匠堂記事一覧
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2021/12/07 -陶磁器
天目・黒釉 「天目(てんもく)」と呼ばれる”黒く発色”した鉄釉の器物。その釉を「天目釉」と呼ぶこともありますが、これらは宋代に福建省の建窯で焼かれた黒釉碗が元とされています。茶 …
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2021/11/18 -骨董品・美術品ミニ知識
唐木の家具 「唐木(からき)」はもともと奈良時代の遣唐使が(唐を経由し、)日本に持ち込んだ木に由来して「唐木」と呼ばれていますが、実際は熱帯地方から輸入される木の総称として使われています。 唐木は平安 …
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2021/10/08 -お知らせ
備前焼 備前焼は中世以来続いた代表的な古窯で、よく、同じく中世から続く信楽・丹波・越前などと比較されます。備前焼の中心地、伊部(岡山県備前市)では、現在も300人以上の陶芸作家が、古くから伝わる伝統的 …
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コロナ禍を切っ掛けにお片付けされたお客様のご自宅へ出張買取に伺いました。
2021/07/23 -買取事例
2021年7月、京都市西京区の方の買取ご依頼にて、出張買取に伺いました。 コロナ禍ということもあり、ご自宅の片付けをされていてたくさんの古道具や美術品が出てきたので見て欲しいとのことでした。 当初お話 …
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2021/07/21 -陶磁器
色絵の誕生 釉薬をかけて一度焼いた陶磁器に、色絵具で絵を描いて(絵付:えつけをして)、もう一度窯に入れて焼く「二度焼き」の技法で作られる陶器を色絵と呼びます。早くから多彩陶器はペルシャや中国の唐三彩な …
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2021/07/16 -陶磁器
中世の古窯の中でも随一の規模!愛知県を代表する2大窯跡 常滑(とこなめ)窯 常滑の古窯跡は愛知県の知多半島全域に群をなして分布しており、中世の古窯のなかでは随一の規模でした。現在までに確認された古窯跡 …
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2021/07/15 -陶磁器
青磁の歴史 青磁は中国で発明され、中国の陶磁を代表する技術と言えるでしょう。珠玉(真珠や宝石)に匹敵する、あるいは勝ると言われるほどの釉色が、世界的に絶賛されてきました。 唐の時代に一気に花開いた華や …
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2021/07/15 -骨董品・美術品ミニ知識
ベルナール・カトラン(Bernard Cathelin) ベルナール・カトラン(Bernard Cathelin)は1919年パリに生まれ、国立高等美術工芸高校で学びました。「ムルロ工房の版画」のカタ …
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2021/07/02 -陶磁器
中国で始まった染付 染付磁器は中国・元王朝末期に景徳鎮で完成され、以来、染付は陶磁器の主流となっていました。 染付の特徴である白と藍色のコントラストはペルシャや唐代の陶器にもありますが、繊細で白玉のよ …
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2021/05/21 -陶磁器
白磁と青白磁 「青磁」が中国・漢代から焼成される、上代の中国陶磁の代表とされるなら、「白磁」は中世中国の陶磁の代表と言えるでしょう。元代には、染付や瑠璃、釉裏紅が登場し、以後、これらの近世陶磁は景徳鎮 …
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2021/04/29 -骨董品・美術品ミニ知識
薩摩焼 花入 薩摩焼(さつまやき)は鹿児島県のやきものです。 約400年前、薩摩藩主・島津義弘が朝鮮の陶工を連れ帰ったことからはじまりました。 白い器肌の「白もん(白薩摩)」と黒い器肌の「黒もん(黒薩 …
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2021/04/06 -骨董品・美術品ミニ知識
アールヌーヴォーの代表的なガラス作家、エミール・ガレ この高さ8㎝の小さな花入は、アールヌーヴォーの代表的なガラス作家、エミール・ガレの作品です。フッ化水素と硫酸の混合液を用いて、ガラスを腐食させて模 …
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2021/03/11 -骨董品・美術品ミニ知識
金彩(きんだみ)の貝合せ 貝合せは元々、平安時代に物合わせの一種として様々な貝の珍しさや美しさを競う遊びでしたが、平安末期になると、2つに分けた貝の対を見つける、カルタのような遊びに変化しました。 や …
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2021/02/23 -陶磁器
まずは自分で選んで使ってみましょう ずっと大切にしたい器、お気に入りになる器を買うのであれば、自分で選ぶことが大切です。初心者の方であれば、まずは手軽な価格のもので「これいいな」と思ったものを選び、実 …
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2021/02/12 -美術品・芸術品作家
亀文堂(きぶんどう)とは? 亀文堂は滋賀県の湖東地方(能登川)で主に鉄瓶を製造していた鉄瓶製造業者です。 1813年、京都に生まれた波多野正平によって創業者されました。 (初代:波多野正平:1813~ …
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実家の遺品整理をしたいというご希望をいただいて訪問しました。
2020/11/20 -買取事例
京都市右京区のお客様からホームページを見て、実家の遺品整理をしたい、値段が付く物があれば買い取ってもらいたいとの依頼がありましたので、出張査定&買取にお伺いしました。 親族の方が生前、海外旅行で集めら …
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2020/11/13 -買取事例
香川県へ骨董品の出張買取にお伺いしました。 ホームページをご覧になられたお客様からお電話を頂き、骨董品の出張査定及び買取にお伺いしました。 引っ越しにともない自分で収集された物を、 「処分するのは勿体 …
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2020/11/12 -スタッフコラム
2020年11月10日(火)、平安神宮がある岡崎公園で行われる平安蚤の市に行ってきました。この日は気温も丁度よく、お散歩日和。平日にもかかわらず、多くの人で賑わっていました。全てを見つくせないほどたく …
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京都の五条坂にある、河井寛次郎記念館に行ってきました! 前々から行きたいと思っていましたが、京都に住んでいながらなかなか行ける機会が無かったのですが、やっと訪れることが出来ました! 記念館の佇まいは、 …
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2020/10/23 -骨董品・美術品ミニ知識
掛軸 掛軸(かけじく)は書や画/絵を、裂(布(きれ))や紙で表装したものです。 仏教を広めるための礼拝用の道具として中国から日本に伝わり、鎌倉時代に水墨画が流行して以後、独立した芸術品として床の間など …