茶碗の高価買取・鑑定のご依頼は栄匠堂へ

茶碗

茶碗の買取

栄匠堂では茶碗を買取致します。

茶碗(ちゃわん)は、茶の湯において茶を入れて飲むための碗のことです。近年では陶磁器製の碗のことも茶碗と言われるようになりました。

古い時代のもので価値のあるものは大変高値で売買されており、栄匠堂では特に、書付茶道具を高額で買取しております。また、書付以外の道具も、価値の認められるものは高値で買取しておりますので、どうぞお気軽にご相談下さい。

茶碗査定のポイント

買取査定のポイント歴史のある茶碗そのものがコレクターによって売買されているため、実にさまざまな査定ポイントがあります。
品物自体の出来、作家、共箱、製作された時代、図柄(デザイン)、傷の有無などが買取価格に大きく影響します。

人気のある作家、特に古い時代の人気作家であることや、作家が同じでも、品物ひとつひとつの出来によっても価格が変ります。また共箱の有無と、書付の有無、箱自体のつくりにも良し悪しがあります。さらに、美しい図柄のものは欲しい人も多いため、予想より高値が付くことがあります。ほかに仕覆(しふく)と呼ばれる茶碗をしまっておく袋も付属していると評価に繋がります。

箱は桐箱が理想で、書付がされているなど価値がある箱の場合は、木箱だけでも値段が付き、買取させて頂くことがありますので、桐箱などの箱、特に筆などで文字が書かれているものであれば、中身が無くても捨てずに査定にお出し下さい。

茶碗の種類

概ね以下の和物(日本の窯で焼かれたもの)と唐物(からもの)(中国で焼かれたもの)高麗、島物の4つに分けられます。

和物茶碗

日本で作られた茶碗のことで、楽焼、京焼、国焼に大別されます。
楽焼は樂家歴代のやきもの、京焼は京都で作られたやきもの、国焼は日本各地で作られたやきもの(瀬戸、美濃(黄瀬戸・志野・瀬戸黒・織部)、萩、薩摩、信楽、備前など)

唐物茶碗

中国で作られた茶碗のことで、日本では室町時代の唐物尊重の際に請来され写しが作られました。
その中でも天目茶碗(てんもく)は代表的です。

建盞(けんさん)

中国福建省にある建窯(けんよう)で作られた黒色釉の碗。
腰から高台以外に釉薬が掛けられ、高台から斜めに開いて、すっぽん口という形となっている
種類は曜変(ようへん)・油滴(ゆてき)・禾目(のぎめ)など

  • 油滴天目(ゆてきてんもく)

    油滴天目(ゆてきてんもく)建盞の一種。黒釉地に銀白色や黄金色の斑文が浮かびあがる
  • 禾目天目(のぎめてんもく)

    禾目天目(のぎめてんもく)建盞の一種。黒釉地に稲穂の禾のような細かな斑文が浮かびあがる
  • 玳玻天目(たいひてんもく)

    油滴天目(ゆてきてんもく)中国江西省吉州窯で作られた天目。黒釉地に藁灰釉を二重掛けの際に型紙を置いて模様を描いたものや、木の葉を使って模様としたものなどがある

高麗茶碗

朝鮮半島で作られた粗陶な茶碗のことで、日本ではそれが侘びとなり珍重されました。
主に李朝時代のものが多いです。
井戸、蕎麦、熊川、呉器、御本、堅手、金海、御所丸、粉引、三島、斗々屋、刷毛目、伊羅保、雲鶴など

  • 井戸

    井戸
  • 三島

    三島

その他・島物

タイ、ベトナムなどで作られた茶碗のことをいいます。
茶碗では安南染付などがあります。

茶碗の歴史

歴史茶碗は茶器の一つとして中国で誕生し、奈良時代~平安時代にかけて茶と一緒に日本に伝来したと言われています。(中國語では茶盞、茶圓とも書きます。)

伝来した頃は茶を入れて飲むための碗を指していましたが、江戸時代に煎茶が流行し、従来からの抹茶茶碗に加えて、煎茶用の煎茶茶碗、白湯・番茶用の湯呑茶碗も用いられるようになり、その種類も多様化しました。明治時代に入ると鉄道網の普及とともに磁器の飯茶碗も普及しました。

現代、日本では「お茶碗」という場合にはご飯を食べる「碗」を思い浮かべる人が多いですが、ご飯をよそうための椀は「ご飯茶碗(ごはんちゃわん・ごはんぢゃわん)」や「飯碗(めしわん)」とされ、茶道具としての茶碗は区別されます。

茶道具の碗に焦点を当てると、しばしば唐物・高麗(こうらい)・和物と区別されます。
唐物は中国、高麗は朝鮮半島、和物は日本のことです。
和物は請来してきた唐物や高麗物と、日本の窯で作られた茶碗のことを区別するためについた呼称です。

日本では鎌倉時代以来中国の青磁や天目が主流でした。侘茶(わびちゃ)が流行してくると今度は高麗物や和物が脚光を浴びるようになります。
当初、和物は唐物や高麗を写して製作されていました(主に瀬戸や美濃の窯)。半筒形のものや千利休好みの楽茶碗など、茶人の好みの作風が作られたり、中国や朝鮮半島へ注文をするようになったり、野々村仁清などの侘茶・数寄の枠にはまらない自由な作風を生み出す陶工も現れました。
桃山時代~江戸時代は茶道具としての和物茶碗が大きく成長した時代だったと考えられます。

茶碗のこと

茶碗のことかつて茶碗は磁器というくくりでしたが、陶器の出現や技法などにより室町時代以降に茶碗という言葉が確立、定着していったとされます。現在は抹茶碗や煎茶碗、湯呑茶碗、飯茶碗に至るまで椀形の器のことを茶碗と呼び、茶道の世界ではなくてはならない器です。

主人が茶を点てる時、客人にお出しする時、茶をたしなむ時など様々な場面に用いられます。形状は一見シンプルに見えますが、やきものや作家によって個性があり、それは使い心地の良し悪しに繋がっています。
茶碗には口に触れるところや持つところなど箇所によって名称があります。

茶碗の名称
茶碗のこと

● 口造り(くちづくり・口辺/口縁 くちべり):
  茶碗の仕上げになる部分であり厚みにより口当たりが変化する

● 胴:
  口造りの下部分の口縁下(くちべりした)から腰あたりまでの部分。茶碗全体の形を決める

● 見込み(みこみ):
  胴の下部分の茶筅摺れ(ちゃせんずれ)より下の部分

● 腰:
  胴から高台脇の間の部分

● 茶溜り(ちゃだまり):
  見込みの中心にある部分。円盤状にくぼんでいる場合は「鏡」ということもある

● 高台脇(こうだいわき):
  腰から高台あたりの高台周辺部のこと

● 高台(こうだい):
  茶碗の底にあり支える部分

● 高台内(こうだいうち):
  つくりはさまざま

● 高台畳付(こうだいたたみつき):
  畳に触れる部分。単に畳付ともいう

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