それより少し早くたどり着いた筆者は、下見もかねて一足先に東寺の境内をふらつくことに。
境内は、前回の天神さんと同様、一日では回りきれないほどのたくさんの露店が並び、これまたたくさんの人通りが朝早くからできております。
そりゃ人が多いはず。
東寺の五重塔は、江戸時代に作られた、日本最大の五重塔だそうです。
「僕が雨男ですいませんです。」
と、よくわからない謝りを言いながら現れたT氏と合流。
お賽銭を、前回は10円だったところを奮発して5倍の50円!(筆者比)
儲かったら「倍返しだ!いや100倍がえしだ!」いたしますので、どうかこのセリフが通じる内に掘り出し物に巡りあわせてくださいませ。
立ち並ぶ屋台は、やはり前回の天神さんよりは、お正月のおせちの素材や飾りなどのお正月準備の品が並んでいるのが目立ちますね。
やはりT氏は前回の天神さんでの結果を踏まえて、かなり弱気の虫が合唱している様で、購入予算はなるべく抑えたい、とのこと。
前回が何も知らず思い切って買ったので、かなり慎重になっているようです。
そこで、T氏が目をつけたとゆう、財布にやさしいプライスが自慢の品を見に行くことに。
価格は3,000円と値札にあります。
花の形をした、フタ付きの小さな小皿、古いものなら紅入れ(口紅入れ)とかに使ってたのかな?
箱には弘法さんばりに達筆で皿の名前と、作者の名が書いてあります。
皿の名前は杏盒(あんずふたもの)と辛うじて読めますが、作者名は達筆すぎて筆者では読めませんね。(※後に香合と書いてあると判明、お恥ずかしい、笑)
盒は訓読みで、ふたもの、ふた、さら、と読むそうです、調べました(笑)
音読みはゴウ、飯盒炊爨(はんごうすいさん)のゴウですね。(※盒の字は当て字のようです)
こちらは、「雪」「月」「花」「風」「夢」とそれぞれに一文字ずつ書かれた小皿。
箱は無いですが、何かわびさびめいた気配を感じます。
それに、このまま醤油とか入れてお刺身とか食べればおしゃれに見えそう。
どうせ買うなら「夢」を買うってことで。
こちらの価格は5枚セットで1,500円。
さてさて、これが栄匠堂さんに持ち込んでいったいいくらの値がつくのか?
結果は次回!お楽しみに!
今回掘り出した骨董・美術品
◎古九谷の小皿 3,000円
ふたがついた花の形の小皿
直径6cmほど
箱付き
達筆で古九谷、香盒【こうごう】と書かれている
作者は達筆すぎて読めず
◎文字が書かれた皿 5枚セット 計1,500円
それぞれ「雪」「月」「花」「風」「夢」と書かれている
文字は、うわ薬を塗ってから削って書いてある様
直径8cmほど
箱なし
◎今回の予算推移
最初の予算 20,000円
弘法さんの前時点の残り予算 11,000円
古九谷の小皿(箱付き) 3,000円
雪・月・花・風・夢と書かれた皿5枚 1,500円
今回使った予算 計 4,500円→4,000円に値切り
現在の残り予算 7,000円