ここからお読みの方は「骨董市へ行こう!大黒様は福を呼ぶ?天神さんで目利き勝負!(#1)」をご覧あれ!
「やっちゃいました…誤算です、大誤算!」
ちょっと声がうわずり気味のT氏からの電話によると
天神さん前 → 天神さん後
大黒様の鋳物の置物 14,000円 → 買取価格 7,000円
春画下書き1,000円x2枚 2,000円 → 買取価格 0円
今回使った予算 計 16,000円 → 儲け 計7,000円
使わなかった予算 4,000円 → 使わなかった予算 4,000円
最初の予算 20,000円 → 現在の残り予算 計 11,000円
結果、収支はマイナス9,000円也!
T氏の慌てようは電話越しでも伝わってくるようです、まあ予算はT氏のポケットマネーから出てるのでさもありなんですが。
このままではお小遣いを稼いで飲みにくり出すことが筆者もできなくなるので、こりゃちとマズイですね(汗)
◎骨董品・美術品勉強メモ
その1 栄山の大黒様の像
まず、栄匠堂さんによると
- 1.大黒様の像じたいは、まあよくあるものであるらしい。
- 2.像は小さくて精巧なデザインであるものが高価になる場合が多し。
- 3.新しい銅より古い銅のほうが良い。
- 4.箱があった方が抜群に良い。
- 5.栄山とは「越井栄山」と言う作家だそう。
越井栄山の作品じたいは高価なものもあるので悪い選択では無かったのかな?
他の越井栄山の高価な作品と比べると、今回の大黒様は50cmを越えてかなり大きい像であります、もちろん箱もない。
高岡大仏原型者、中野双山に原型に学び、大正10年越井製作所を創設
高岡市の地場産業である銅器製造業界屈指の焼型鋳金師として名を成す
二代目 初代の長男として、昭和2年出生
昭和21年より初代に従き、焼型鋳金技法を学び、昭和40年二代榮山を襲名する
出品参加等は一切せず、ひたすら在野一芸に徹して技法の研鑚に没頭、特に伝統美術床置物の分野で数多くの新製品を創作した
この間、高岡鋳金会長に推され、業界の発展に尽力
だそうです。
その2 春画
- 1.やはり色が着いたキレイなものが高価買い取りになりそう。
- 2.時代背景的には、室町時代から江戸時代まで描かれたものらしい。
エろも、もとい!春画も奥が深いです。
なかなか春画も調べると奥が深くて面白そうですね。
興味ある方は「春画」で画像検索してみてください。
あくまでも芸術ですから(笑)
◎今回の天神さんの骨董品・美術品掘り出し物巡りのまとめ
結果、今回は大誤算の大赤字と相成ったわけですが、実際に骨董品や美術品を、見たり触れたり調べたりと、勉強になりますし普段味わえない楽しさがありました。
あとは、お小遣いが増えることが伴えばね(笑)
お楽しみに!