スタッフコラム

京都五条坂の陶器まつりに行ってきました・後編☆2019年

投稿日:2019年8月26日 更新日:

京都五条陶器祭り陶器店『京都五条坂の陶器まつりに行ってきました・後編☆2019年』です。
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「ここよりひがし 五條坂」写真は五条通で撮影しました。京都では浴衣のレンタルショップも多く、浴衣姿で歩く人が増えています。

前半は京阪線・清水五条駅から東へ歩きましたが、折り返し、今度は南側の道を西へ(戻るように)歩きました。クールダウンも終わり、再出発です☆

■–五条通陶器まつり後編 東→西に歩きました–■

土色の陶器土色の陶器って、どうしてこんなに煮物を美味しそうに見せるのでしょう。旧家の温かい食卓を創造させる味のある食器。

土色の陶器こちらも木目と合う柔らかい土色の陶器ですね。幾つか線の模様が入っている器が見られますが、緋襷(ひだすき)という赤色釉を使った技法で、備前焼に使用されています。じっくり見ると形や模様の出方が違います。

土色の陶器シンプルに見えますが、小さな粒が宇宙の星のように散りばめられています。

深いブルーカラーのコップひとつひとつ意匠が違う陶器が並んだお店もたくさんありました。左奥にある黒いコップは、光の当たり方で深いブルーにも見えますね。欧風のエンブレムのようなデザインが締まります。

野菜の形をした小さな器野菜の形をした小さな器もいくつかのお店に並べられていました。小さな器にお惣菜..の一品があるだけで、食卓がグレードアップします。

ブルーグリーンのお皿独特のブルーグリーンとピンクオレンジ。種類は少なくてもおしゃれなお店。スクエア型の大きなプレートには複数のお惣菜を置いてもいいですね。

青い皿個性的な食器を求める方には、発色が強いこんなお皿もおすすめです。

土色の陶器こちらも陶器で出来ています。線紋、鱗紋(うろこもん)、透かしが入ったものや蓋物もあり、珍しい形の急須があります。一番奥には花入れもありますね。

六兵衞窯こちらは、1771年に清水六兵衞(初代)が京都五条に開いた六兵衞窯です。各代が残された意匠や技法を生かして、2019年現在、八代目の清水六兵衞様が活躍されています。

六兵衞窯六兵衞窯お店の庭です。デザインも発色も「綺麗」な作品が多く、柔らかい色のお皿もありました。可愛い動物や、ちょっと笑える(?)デザインの作品もあります。

六兵衞窯デザインもカラーも技法も多様でした。

陶器市柔らかい手作り感のあるこういう器はいくつあっても使えそう。おしゃれで落ち着いた洋食屋さんを連想させます。

陶器市海外の方に贈り物をするのであれば、日本独特の優しい色使いと技法で描かれた柄の小さな食器も喜ばれるかもしれませんね。

陶器市のかき氷もう一度お休み。炎天下の中、無理をしてはいけません。とてもありがたい休憩場所で美味しく頂きました。(練乳かけ放題でしたがマナーは守りましょう^^)

陶器市にじみ出るようなブルー、グリーンが高級感を出しています。お酒の席にも、セットで揃えられそう。

赤い陶器こちらの伝統的な赤の食器も、老舗高級旅館に出てきそうです。精進料理や山菜料理などにもぴったりですね。

哲山窯陶器市に足を運ぶ楽しみは、商品を実際の目で見られること。こちら哲山窯の作品も、触感は直に触れてみないと分かりません。見た目に渋く。触れると他には無い不思議な感覚…

青い食器陶器市を歩いていると、改めて、青っていろいろあるなぁ…と思いました。「青 蒼 藍 碧 靑…」。風鈴の音が聞こえてきそうな爽やかな空間。

オレンジの食器揃えられているようで、それぞれが別々の主張をしているような描かれ方をしています。自由な発想の中に協調性があります。

白い食器全ての食器を白で揃えたい!そんな人をわくわくさせるお店です。形が少しずつ違うので、全部一枚ずつ欲しくなりますね。

青い柄の食器一目見ると昔ながらのデザインのようにも見えますが、モダンとのミックス間が魅力の可愛い食器。

赤い食器こちらも陶器で、手前に煎茶道具煎茶碗、左手に湯のみ、左手奥には花器(花入)があります。上段の右手のだるまや、中央の蟹が付いた花入れなど、デザインがおもしろいものがありました。

外国人のお客様も多い京都五条陶器市この日は外国人のお客様も多く、商品選びがとても楽しそうでした。真剣に相談されている方もいらっしゃいました。

外国人のお客様も多い京都五条陶器市深緑の釉薬(ゆうやく、うわぐすり)が映える器の数々。皿や徳利(とっくり)、猪口(ちょこ)など、渋さの中にも美しさが感じられます。

太陽に輝く食器日が落ち始めましたが、夕日がオレンジ色に輝いて陶器を照らすと、一層芸術作品に見えます。

渋い陶器飾り棚である家具も値打ちがありそうですね。「粋」な演出。

木の食器 木工製品木の小物は大変人気で、多くの人が次々と商品を購入されていました。

骨董市のシーサーお店を埋め尽くすほどの品物の山。よく見ると蛙や亀、河童?獣?のような置物がずらりと並んでいます。目でも楽しめ、どこか南国を思い出すよう。思わず買いたくなるかも…!

平日に出かけたので、比較的ゆっくり見られました。落ち着いて買い物をしたい方は平日がおすすめです。
陶器市では伝統ある工芸品から、現在アーティストによる作品など、さまざまな種類の陶器を購入できるため、コレクターの方だけではなく一般の方もたくさん訪れられます。

美術館を訪れる旅も楽しいですが、こういった陶器市や各地で開催される骨董市も、珍しいものや美術館顔負けの作品に出会えますよ。
興味を持たれた方は、ぜひ、来年の陶器市を訪れて下さい!

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