書道具の買取
栄匠堂では、皆様が引き継がれた書道具や、使用されなくなった書道具を買取しております。
高価買取致しますので、大切な書道具は、ぜひ栄匠堂へお託し下さい。
書道具 買取事例
書道とは
書道は中国から伝来した、毛筆と墨を用いて紙の上に文字を書く芸術のことを言います。鉛筆が流通する前の日本では何百年もの間、文字は筆を使用して書かれていました。三筆として知られる空海・橘逸勢・嵯峨天皇は当然のことながら、筆で文字を書くのが当たり前だった頃の日本人はかなりの筆の腕前だったことでしょう。
日本では義務教育で「書写」が必修科目に指定されている影響もあり、毛筆を使用する「書道」は現代の日本人にとっても遠い存在ではありません。身近な存在の「書道具」は、骨董品として高値で取引されている物も多数あります。
書道具の種類
書道具の種類は「硯」「筆」「紙」「墨」「水滴」「筆洗」「墨床」「印材」「筆筒」「筆掛」「墨池」「文鎮」など、細かなものが多いのが特徴です。中でも「文房四宝」(「硯」「筆」「紙」「墨」)の4点が書斎で使用する文具で最も重要な書道具とされています。
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硯(すずり)
墨を摩ったり墨汁を溜めたりする道具です。硯には石英などの細かい粒が入っていてその粒の大きさ・密度で硯の価値が決まります。硯には和硯(国産)と唐硯(中国産)があります。
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硯箱(すずりばこ)
硯箱(すずりばこ)は、硯やその他の書道具(筆、墨、水滴、小刀、尺、暦など)を納めておく箱です。
平硯箱、重硯箱、浅硯箱などの種類があり、装飾される美しいものもあります。 -
筆・毛筆
毛筆の材料・筆管(ひっかん)の素材は実に様々で、筆の硬さや長さや太さにより種類が分けられます。材料や混ぜ方によって何通りにも作り出せる筆に魅せられ、毛筆専門のコレクターになる方も少なくありません。
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墨(すみ)
「墨」も使われている素材や作り方によって呼び名が変わってきます。
「油煙墨」は植物の油の煤を膠と香料で混ぜ込んだものを言います。粒子が細かく均等で硯あたりが滑らかなのが特徴で、色は艶のある黒色をしています。 -
水滴(すいてき)
硯に水を注ぐ道具が水滴です。水を少しずつ流すことができるため、繊細な濃度微調整などもできます。
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筆洗(ひっせん)
筆洗は筆を洗うための道具です。重く安定性があり使いやすい陶器製の筆洗いや、プラスチック製などがあります。また、筆の使用前に水でならしてから使ったり、墨の濃度を保つために水を追加することもできます。
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墨床(ぼくしょう)
磨りかけの墨を置いておく台のことで、陶器、石、金属、木などで作られているものがあり、日本では陶器製の墨床がよく見られます。
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印材(いんざい)
印材は落款(らっかん – かき上げた書画に押す自筆署名や雅号)を彫るための素材です。印材には角型、紐付、楕円型、自然型など多くの種類があり、素材も様々なものが使われています。
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筆筒(ひっとう)
筆筒は書画を描く筆を入れる入れ物です。陶磁器製や木製のものがあり、形も円型、四角などがあります。
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筆掛(ふでかけ)
筆掛は筆架(ひっか)や筆吊(ふでつり)とも呼ばれます。洗った筆を掛けて完全に乾燥させることで、抜け毛や切れ毛・穂先の割れなどの傷みを防ぎます。水に濡れたままキャップをするとカビが生えたり、毛が腐って筆が傷んでしまうことがあるため、筆掛が重宝されます。
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墨池(ぼくち)
墨液を入れる容器です。墨池に墨を入れておくことで、墨を磨らずにすぐ使うことができます。プラスチック製、陶磁器製、金属製のものなどがあります。
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文鎮(ぶんちん)
紙を整え、紙がめくれ上がってしまったり動かないように押さえる道具です。
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矢立(やたて)
硯(すずり)と筆を一つの容器におさめた筆記用具のひとつです。
書道具・硯 高価買取関連ワード
中国硯 | 端渓石 | 歙州石 | トウ河緑石 |
松花江緑石 | 紅糸石 | 興化石 | 建州石 |
紫金石 | 黎渓石 | 魯硯 | 五台山石 |
中国印材 | 田王石 | 鶏血石 | 寿山石 |
青田石 | 巴林石 | 筆 | 斑竹 |
文鎮 | 水滴 | 李朝 | 中国 |