単に書籍に載っている知識の紹介ではなく、実際に私が行ってみたり、体験したことを中心にご紹介していきます!
初釜
ご無沙汰しております。京loverです。
先日、私の社中(お茶のお稽古を習っているグループ)の初釜がありました。
初釜は、要は新年初めてのお茶会というか新年会というか・・・・
お茶をされない方でも、この時期になると聞かれることもある言葉だとおもいます。
初釜の進め方も各社中さんによって違うと思います。
私の社中では、まず先生から本席でお濃茶も頂き、副席では社中数名で薄茶を出します。
私はいつも薄茶席や案内とかのお手伝いをしております。
なんだかんだいって、ここにお世話になって十数年・・・
なんだか古株扱いされている気がするのは気のせいと思いたい・・・・
お道具
詳細は完全に忘れました(~_~;)
だって途中で着物の着付けでよばれたんですも~~ん。
でもウチの初釜のお道具は毎年こんな感じです。
今年一番目を引いたのは、香合です。
小さいですが、馬型です。平賀源内が興した源内焼きだとか・・・初めて聞きました。
何年習っても初めての事ばかりです。←ちゃんと聞いていないからです!
今年は尖閣問題で、中国産の柳が入ってこなかったので大変だったそうです。
でも輸入のものがあるというのが、驚きでした!!
今回も竹茂楼さんのお庭とお道具とバッチリとれました。
今回のお道具をざっくりと書いておきます。
炉縁:輪島製 海松貝蒔絵炉縁 一后一兆作 而妙斎箱(じみょうさい・表千家14代家元)
釜:甑口(こしきぐち)宝尽地紋 天猫製 浄心極 (千家十職釜師大西家15代)
棚:即中斎好 好日棚 川瀬表完作 尋牛斎箱(じんぎゅうさい・表千家久田家12代)
水差:染付菱馬 道光年製 即中斎箱(そくちゅうさい・表千家13代家元)
茶器:兼中斎自筆 松梅の画竹金輪寺 兼中斎箱(けんちゅうさい・表千家堀内家12代)
茶杓:七ツ節茶杓 銘 「七福神」
主茶碗:赤楽 惺入筆高砂の画 銘 「尉と姥」 弘入作(こうにゅう・千家十職茶碗師楽家12代)
替茶碗:乾山写松梅の画 妙全作(みょうぜん・千家十職焼物師永楽家14代室)
一つ一つの説明は私にはできません(汗~~)
とりあえず言えるのは、結構レベル高いということです。ありがたや~~
なんと、主茶碗が割れてしまったのです!!!私はお点前で水屋に戻ると異様な空気・・・
ひぇ~~~~ただのお茶碗ではありませんよ(^_^;)
明治大正に活躍された弘入。とても上手な方だったと家元の講習会で習いました。
しかも14代惺入の画入りというと数あるものではないはずです。
栄匠堂さんに査定してもらったら、幾らになるのか想像もしたくない・・・・
もちろん、壊れても金継ぎなどで修復はできます。できるはずです。
新年会
私がお席に着く頃、余っていたのは来賓席の横のみ(;_;)
でも新年会の司会進行を済ませて、お席につくとニンマリ。
酔ったお陰で福引の司会は饒舌で、軽快に終わることができました(^O^)
しかも花器があたるという幸運!!
最後の後片付けは、酔っているのがバレないように慎重に慎重に・・・・(^_^;)
無事終了~~~
一年頑張っていきたいと思います。
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