栄匠堂では書付のある千家道具(茶道具、煎茶道具など)を高価買取しております
「表千家」「裏千家」「武者小路千家」などの書付道具はぜひ栄匠堂に査定をご依頼下さい。
栄匠堂では特に茶道具や華道具、書道具などの書付道具を高額買取致します。
お持ちの茶道具や煎茶道具などに書付があるかどうかがお分かりにならない場合は栄匠堂で鑑定致しますので、どうぞ栄匠堂の骨董品査定にお出し下さい。
・表千家 不審菴 歴代宗匠家元の箱書・書付・花押のある茶道具
・裏千家 今日庵 歴代宗匠家元の箱書・書付・花押のある茶道具
・武者小路千家 官休庵 歴代宗匠家元の箱書・書付・花押のある茶道具
・小堀遠州流 歴代の箱書・書付・花押のある茶道具
・山田宗偏流 歴代の箱書・書付・花押のある茶道具
・石州流・松尾流など歴代の箱書・書付・花押のある茶道具
・表千家 歴代宗匠家元の箱書・書付・花押のある茶道具
・久田家・堀内家・籔内家 歴代の箱書・書付 花押のある茶道具
・千家十職の茶道具
・書付茶道具、書付茶碗、共箱付、古桐箱付、作家物、二重箱
その他、関連するお品物も高価買取致します。
■ 大徳寺、妙心寺、天龍寺、清水寺、建仁寺、相国寺、万福寺などの各宗派管長(門主)
■ 禅宗(臨済宗、曹洞宗、黄檗宗)浄土真宗、真言宗、華厳宗、天台宗、日蓮宗等の各宗派の書付(墨跡)や絵画
■ 桃山、室町、江戸、明治、大正時代の近世から現代の文学者、儒者、詩人、俳人歌人、小説家、名士の書画・原稿・仏画・写経・絵巻
千家十職の茶道具一覧
茶道具買取の際にも、特に高額評価が付く千家十職の茶道具一覧をご紹介致します。
ご売却時にはぜひご参考にして下さい。
【土風炉・焼物師】永楽 善五郎(えいらく ぜんごろう)
初代 | 西村宗禅 | 大和国西の京の人 通称:善五郎 以後代々善五郎 |
二代 | 宗善 | |
三代 | 宗全 | |
四代 | 宗雲 | |
五代 | 宗筌 | |
六代 | 宗貞 | |
七代 | 宗順 | |
八代 | 宗円 | |
九代 | 宗巌 | |
十代 | 了全 | 九代の子 茶陶も始める |
十一代 | 保全 | 十代の養子 |
十二代 | 和全 | 以後千家職家 十一代の子 姓を西村から永楽に改める 菊渓窯(きくたに)を創始する 作品:青磁・金襴手・赤絵・仁清写し・紗文手・交趾など |
十三代 | 回全 | 十一代の養子 和全の御室窯や九谷焼の改良に携わる |
〃 | 曲全 | 名:西山藤助 十一代、十二代に仕え、永楽家を尽くしたことにより、回全と共に十三代を名乗る |
十四代 | 得全 | 十二代の子 作品:仁清写し・呉須赤絵など |
〃 | 妙全 | 得全の妻 名:悠 得全没後、製作を十五代に、十四代として家業を守り、20年近く永楽家を支える 作品は「得全」の印、箱書付には「善五郎」として「悠」を朱印 |
十五代 | 正全 | 名:山本治三郎 妙全の甥 作品:伊賀・信楽の写しなど |
十六代 | 善五郎 |
【釜師】大西 清右衛門(おおにし せいえもん)
初代 | 浄林 | 通称:仁兵衛 |
二代 | 浄清 | 通称:五郎左衛門 初代の弟 |
三代 | 浄玄 | 通称:仁兵衛 二代の子 |
四代 | 浄頓 | 通称:清右衛門 |
五代 | 浄入 | 通称:新兵衛 |
六代 | 浄元 | 以後千家職家 通称:清右衛門 四代の子 |
七代 | 浄玄 | 通称:清右衛門 大西家中興の祖 |
八代 | 浄本 | 通称:清右衛門 七代の養子(六代の孫娘の婿) |
九代 | 浄元 | 通称:左兵衛浄元 大西家の養子 |
十代 | 浄雪 | 通称:清右衛門 九代の子 |
十一代 | 浄寿 | 通称:清右衛門 十代の養子 |
十二代 | 浄典 | 通称:三右衛門 十一代の子 妻は楽慶入の長女 |
十三代 | 浄長 | 通称:清右衛門 十二代の子 |
十四代 | 浄中 | 通称:清右衛門 十三代の子 |
十五代 | 浄心 | 通称:清右衛門 |
十六代 | 清右衛門 |
【塗師】中村 宗哲(なかむら そうてつ)
初代 | 宗哲 | |
二代 | 宗哲 | 以後禁裏御用達 初代の子 |
三代 | 宗哲 | 以後千家職家 二代の子 作品:多種、薄茶器、台子、手桶など |
四代 | 宗哲 | 三代の婿養子 |
五代 | 宗哲 | 四代の婿養子 作品:特に棗 蒔絵を得意とする |
六代 | 宗哲 | 五代の子 作品:薄茶器、手桶、煙草盆など |
七代 | 宗哲 | 五代の子、六代の弟 歴代の中で最も洗練された作風 |
八代 | 宗哲 | 七代の子 |
九代 | 宗哲 | 八代の婿養子 |
十代 | 宗哲 | 俗称:尼宗哲 八代の四女、九代の妻 |
十一代 | 宗哲元斎 | |
十二代 | 宗哲 | |
十三代 | 宗哲 | 十二代の娘 |
【金物師】中川 浄益(なかがわ じょうえき)
初代 | 紹益 | 鎚物(うちもの)に優れ、千利休の指導で銅・鉄器の茶道具を製作 |
二代 | 浄益 | 初代の子 |
三代 | 浄益 | 以後千家職家 二代の子 |
四代 | 浄益 | 同齢高寿だったため、菊亭公より「友寿」の二字を賜り、印刻して用いる |
五代 | 浄益 | 四代の子 |
六代 | 浄益 | 五代の子 四代と同じ印を使用 |
七代 | 浄益 | 六代の子 |
八代 | 浄益 | 七代の養子 徳川将軍家、御数寄屋御用達となる 浄益社を設立する |
九代 | 浄益 | 八代の子 |
十代 | 浄益 | 九代の子 |
十一代 | 浄益 |
【指物師】駒沢 利斎(こまざわ りさい)
初代 | 宗源 | |
二代 | 宗慶 | |
三代 | 長慶 | |
四代 | 利斎 | 以後千家職家 三代の子 |
五代 | 利斎 | 四代の子 |
六代 | 利斎 | |
七代 | 利斎 | 六代の婿養子 駒沢家の中興 漆工としても名工、「春斎」の号を用いる |
八代 | 利斎 | |
九代 | 利斎 | |
十代 | 利斎 | 八代の子 |
十一代 | 利斎 | 十代の娘婿 |
十二代 | 利斎 | 十一代の子 |
十三代 | 利斎 | 十一代の次男 |
十四代 | 尼利斎 | 十三代の妻 |
十五代 | 利斎 |
【袋師】土田 友湖(つちだ ゆうこ)
初代 | 友湖 | 以後千家職家 以後代々通称半四郎、隠居名「友湖」を名乗る |
二代 | 半四郎 | 初代の子 |
三代 | 半四郎 | 初代の甥 二代早世により三代を継ぐ |
四代 | 鶴寿院貞松 | 初代の娘、二代の姉 三代早世、三代の子が幼少により四代を継ぐ |
五代 | 半四郎 | 三代の子 |
六代 | 半四郎 | 五代の子 |
七代 | 半四郎 | 六代の養子 |
八代 | 半四郎 | 妻は七代の娘 |
九代 | 半四郎 | 八代の次男 |
十代 | 浄雪院妙要 | 七代の娘、八代の妻 |
十一代 | 半四郎 | 八代の三男 |
十二代 | 友湖 |
【表具師】奥村 吉兵衛(おくむら きちべえ)
初代 | 吉右衛門清定 | 通称近江屋吉兵衛 |
二代 | 吉兵衛 | 以後千家職家 初代の子 紀州徳川家の御用達 |
三代 | 吉兵衛 | 二代の婿養子 |
四代 | 吉兵衛 | 三代の婿養子 |
五代 | 吉兵衛 | 三代の婿養子 |
六代 | 吉兵衛 | 四代の婿養子 |
七代 | 吉次郎 | |
八代 | 吉兵衛 | |
九代 | 吉平 | 八代の子 |
十代 | 吉次郎 | 九代の子 |
十一代 | 吉兵衛 | |
十二代 | 吉兵衛 |
【一閑張細工師】飛来 一閑(ひき いっかん)
初代 | 一閑 | 中国杭州の人 一閑張を創始 千宗旦が愛用し、認められ世に知られるようになる 作品:棗・香合・食籠・長板・棚物など、茶道具に一閑張が用いられている |
二代 | 一閑 | 初代の子 |
三代 | 一閑 | 二代の子 上洛する |
四代 | 一閑 | 以後千家職家 表千家へ出入りを許可される |
五代 | 一閑 | |
六代 | 一閑 | |
七代 | 一閑 | 六代の長男 早世 |
八代 | 一閑 | 六代の子、七代の弟 早世 |
九代 | 一閑 | |
十代 | 一閑 | 九代の子 初代の作風を製作 |
十一代 | 一閑 | 初代以来の妙手と称される |
十二代 | 一閑 | 十一代の三男 |
十三代 | 一閑 | 十一代の孫(長男の子)、 十二代の甥 |
十四代 | 一閑 | 十三代の子 |
十五代 | 一閑 |
【竹細工・柄杓師】黒田 正玄(くろだ しょうげん)
初代 | 正玄 | 徳川将軍家の御用柄杓師 茶匠(遠州流) |
二代 | 正玄 | 初代の子 徳川家光の御用柄杓師 |
三代 | 正玄 | 二代の子 徳川綱吉の御用柄杓師 |
四代 | 正玄 | 以後千家職家 徳川綱吉の御用柄杓師 三代の子 |
五代 | 正玄 | 徳川吉宗の御用柄杓師 四代の養子 |
六代 | 正玄 | 徳川家治の御用柄杓師 五代の子 |
七代 | 正玄 | 徳川家斉の御用柄杓師 六代の養子 |
八代 | 正玄 | 徳川家慶の御用柄杓師 七代の子 |
九代 | 正玄 | 八代の養子 早世 |
十代 | 正玄 | 八代の養子 九代早世のため養子となり十代を継ぐ |
十一代 | 正玄 | 十代の子 |
十二代 | 正玄 | 十一代の妻 |
十三代 | 正玄 | 十二代の孫 |
【茶碗師】樂 吉左衛門(らく きちざえもん)
初代 | 長次郎 | 千利休に見出され、楽焼茶碗を製作 |
二代 | 常慶 | 田中宗慶(長次郎の妻の祖父)の次男 |
三代 | 道入 | 通称ノンコウ/ノンカウ 二代の子 名工、楽印の楽の白が「自」となっているのが特徴(「自楽印」) |
四代 | 一入 | 三代の子 |
五代 | 宗入 | 以後千家職家 以後代々「吉左衛門」を襲名 四代の養子、尾形光琳・乾山の従兄弟 |
六代 | 左入 | 五代の婿養子 作品:特に長次郎・ノンコウ・光悦写しにすぐれたものあり |
七代 | 長入 | 六代の子 作品:細工物に優れ、七宝透しや交趾風の釉薬、金彩などを駆使し技巧的な作品を試みる 茶碗は厚手、重量感があるものが多い |
八代 | 得入 | 七代の子 作品:大半は赤楽 黒楽は腰の張った土見のものが多い 了入に似る 印:白楽字を使用 |
九代 | 了入 | 七代の子、八代の弟 次男丹入と紀州徳川御庭焼に携わる 楽家中興の名工と称される |
十代 | 旦入 | 九代の子 作品:全般に小ぶり 了入に似た作風 |
十一代 | 慶入 | 十代の養子 |
十二代 | 弘入 | 十一代の子 印:楽の幺が数字の8に見える大小の「8楽印」 |
十三代 | 惺入 | 十二代の子 作品:織部・志野・備前・唐津・萩などを取り入れた作風 |
十四代 | 覚入 | 十三代の子 作品:赤砂釉・緑釉・幕釉・白釉など |
十五代 | 吉左衛門 |
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