出演者:筆者ことわたくし、軍資金担当兼イケメン担当T氏
今年も引き続き、骨董品美術品買取の『栄匠堂』ならびに、このコラムをどうぞお引き立てのほど、よろしくお願いいたします。
[骨董祭の様子1]
マザーオブパールとは文字通り真珠の母、真珠を生み出す貝(アコヤガイ)の貝殻のことだそうです。
中には値札の半額くらいまで安くするとの声がどこからか聞こえてきます。
これは筆者らもウカウカしてはいられません。
「安くしますよ!」の声に導かれるように立ち止まっては、「どれだけまけてくれますか?」と、こちらも負けじと交渉します。
何故ならT氏の財布事情は切迫してるいるから!(実は前回のプラス収支発覚前)
なにより筆者もあわよくばプラス収支に回復してお小遣いを頂戴したいから!
そこで今回目をつけたのが、少し変わり種の伊万里焼のタイル。
そう、洗面所とかに貼られるあのタイルです。
それに男女が仲睦まじく戯れる絵が描かれております、1枚1,500円。
これは…また春画では無いのか?(第一回骨董市へ行こう!を参照)ほんとにT氏も好きモノです。
ウソです(笑)これは筆者チョイス。
全部で7枚あったので、全部買うから7枚で5,000円で交渉しようとT氏とコソコソ影で相談のうえ、ここは交渉はT氏に任せ、筆者は現場を離れ結果を見守ることに。
購入したタイルが入ってるであろうナイロン袋と、少し困り顔のイケメンスマイルを引っさげてT氏が戻ってきました。
どうやら交渉決裂の上に、T氏の決して暖からぬ財布事情から3枚しか買えなかったとのこと。
それでも少しまけてもらって3枚で2,500円。
開場を後にし、近くの喫茶店に寒さで鳴きだした腰を落ち着けると…
「うわっ!やってしまった…」
と素っ頓狂なT氏の声。
カワユさ3割減のT氏の困り顔の見る先には、3枚の春画のタイルが。
「2枚の絵柄が被ってました…すいません…」
う~ん、新年一発目から不吉な予感が…
やはりマザーオブパールの時計を買うべきだったか?
次回、鑑定結果に続く…
今回掘り出した骨董・美術品
◎伊万里焼の春画タイル×3枚
1,500円×3枚=4,500円→2,500円
男女のま具合が描かれたタイル
縦横 12cm×12cm
「あんごう大奥」と書いてある
T氏がやらかして同じ絵柄を2枚購入
今回の予算推移
最初の予算 | 20,000円 |
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京都骨董祭の前時点の残り予算 | 13,900円 |
伊万里焼の春画タイル×3枚 | 1,500円 |
今回使った予算 | 計 4,500円 →2,500円に値切り |
現在の残り予算 | 11,400円 |