骨董品の楽しみ方は人によって本当に千差万別です。こうやって楽しまなくてはいけないという規則も法律も全くないのでお好きなように楽しんでいただければそれで良いのですが、みなさんどのように骨董品を楽しんでいるのかをここで少しご紹介します。
まずは、「見て愛でる」という楽しみ方
自宅に骨董品を置くスペースを設けて、コレクションを見ながらうっとりとお酒を飲まれる方は非常に多いです。「見て愛でる」という言葉の中にはその骨董品がつくられた時代に思いを馳せたり、骨董品がどんな経緯で自分の元までやってきたのか思いを巡らせたりするという行為も入っています。骨董品の歴史に思いを馳せることで、ますますその骨董品が大事になり、手放せなくなるという方も少なくありません。
次に、「骨董品を見に行く」という楽しみ方
骨董品と聞くとなかなかお目にかかれないような印象が強いですが、そんな事はありません。近くの美術館に足を運べば実に多くの骨董品を鑑賞することが出来ます。美術館には本当にたくさんの骨董品が展示されており、いつ作られた物か、作られた時代の背景はどのようなものか、などの説明もあるのでとても勉強になる場所です。
そして、美術館だけではなく色んな場所で開催されている「骨董市」に足を運ぶのもおすすめです。インターネットで「骨董市」と試しに検索してみてください。開催されている骨董市の多さに驚くはずです。そしてコンスタントに開催しているのでふと思い立った時に行けるのも良い点です。骨董市は美術館とは違って実際手に触れることも出来、お店の人とその骨董品について会話を楽しめたりするので、美術館とはまた違った魅力がありますね。
最後は「実際に使う」という楽しみ方
例えば、何代も前から使われている箪笥や急須なども、それらが作られてから100年を超えていれば、立派な骨董品です。使うことでどんどん味が出てくる骨董品も数多くあり、骨董品と共に生活をするのもとても趣のある楽しみ方だと思います。