リヤドロ
栄匠堂ではリヤドロを買取致します。
リヤドロは人形などの置物が多く見られます。
お品物の状態が良いもの、証明書が付いているものなどは高い評価ポイントとなります。紙箱よりは商品を守れるしっかりした箱などに入っている方が、良いお値段が付きやすくなります。
リヤドロについて
リヤドロは、1951年スペイン・バレンシアで誕生した磁器窯です。
ホアン、ホセ、ビンセントのリヤドロ三兄弟は若い頃から芸術の道を歩んでいましたが、父親の影響もあり陶芸に専念するようになります。小さな窯から始まりましたが、後に工場を設置するなど徐々に事業を拡大していきました。またドイツの名窯マイセン同様、彫刻家など外部から優秀な技術者を起用し技術面での向上も図っていたことがわかります。
リヤドロは食器類の生産はほとんどしておらず、人形などの置物が大半を占めています。
それはすべて手作りでの制作、またパーツとパーツを組み立てる手法で、施す彩色の種類は約5000色といわれています。
扱われる題材はウィリアム・シェークスピアの作品に出てくる登場人物やルネサンス演劇の登場人物、女神などの神話の人物たち、小説などに出てくる登場人物、また少女や老人などの日常の人々、人間以外にも動物など多岐に渡っています。
他窯の人形に比べほっそりした特徴を持っていますが、淡く優しい彩色や哀愁漂うような表情は長い間人々の興味を引き付けています。
リヤドロは姉妹ブランドに「NAO」があります。
1968年に登場し、リヤドロと同じ工場、同じ技術者による手作りの人形、置物を製作しています。
リヤドロに比べシンプルさのあるデザインが特徴的です。
Lladró
NAO