一輪挿しの買取
栄匠堂ではみなさまが引き継がれた一輪挿しや、収集されていた骨董品を高価で買取しております。
大切にされてきた一輪挿しは、骨董品買取専門業の栄匠堂へお託し下さい。
一輪挿しとは
口が小さく作られ、1本から3本程度の花や植物を活ける花びんは一輪挿しと呼ばれます。
一輪挿しはガラス製や陶器製が多いですが、金属やプラスチック、木製のものもあります。現在では本来の目的とは違う使い方で一輪挿しのように見せるアートを愉しむ人もいます。(例:試験管・ペットボトル)。
一輪挿しの花は、枝分かれをしていないもので、茎が花瓶の中にきれいに収まるものが理想です。飾りやすいのは、茎が太くしっかりしている花。しっかりとまっすぐ伸びた花はよれたり下を向いたりしないので、イメージをつくりやすくなります。一輪挿しは背が高く細身のものが多いですが、土台から低い位置に花を飾れる平たいものもあります。
一輪挿しの魅力
素朴に感じられる一輪差しですが、無いのと有るのとでは部屋の雰囲気が随分と変わります。
一般的な置くタイプのものや壁に掛けるものがありますが、通常の花瓶ほどスペースを取らないため、今すぐにでもインテリアとして取り入れて部屋や空間を華やかにしてくれるでしょう。一輪挿しに活けた花や植物は美しいだけでなく、香りを感じることでリラクゼーション効果を期待して置く人もいます。
骨董品としての一輪挿しは作家や窯によってデザインも素材も様々です。その意匠をたのしむのも一輪差しの魅力と言えます。
一輪挿しの歴史
日本
平安時代、清少納言の「枕草子」には花びんに「1本の花を活けて楽しむ」記述が出てきます。安土桃山時代の千利休が、庭の朝顔をすべて刈り、特に美しい一輪のみを朝の茶会で飾って豊臣秀吉から称賛されたという話もあります。
曽呂利(そろり・ぞろり)
そろりは室町時代から続く、伝統的な茶道の花入の形です。そろりの特徴は文様がなく、細口で耳がありません。形は首が細長い、肩が無く下部がゆるやかに膨らんでいます。そろりは「曽呂利」とも「座露吏」とも書いたと言われていますが、姿が「ぞろり」としていることからこの名前になったとされています。能作のそろりは、三代目・能作佳伸によってデザインされ、シンプルで美しいフォルムが高く評価され、能作を代表する真鍮製品として有名になりました。
一輪挿しの種類
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青白磁
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一輪差し
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一輪差し
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金彩色絵
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色絵
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色絵
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色絵
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赤絵
一輪挿しの買取
栄匠堂では、皆様が大切にされてきた一輪挿しを買取しております。
さまざまな種類の骨董一輪挿しを買取致しますので、お気軽にご相談下さい。
一輪挿しの楽しみ方
花を長く持たせるために
切り花のしおれる時間は1日のものもあれば20日ほど持つものもあり、品種や季節、環境によって変わります。
花が弱るのはホルモンのエチレンが発生することで植物が老化する他、糖質不足、水分や栄養分を運ぶ茎内部の導管が閉まって栄養が行き届かなくなるなどの原因があります。
花は余分な葉を取り除き、茎の先端を水中で斜めにカットする「水切り」を行います。水は入れ過ぎないようにし、毎日交換します。茎を傷まようにすることも大切ですが、茎にぬめりが出てきたらその都度洗い流してください。一般に販売されている鮮度保持剤や延命剤を使うと長期間花が楽しめます。
花が弱ったときには
花と茎全体を新聞紙で巻いて水中で先端をカットし、水の入った容器に花全体の3分の2ほどを漬け、数時間置く水揚げを行ってください。
一輪挿しのお手入れ
花を交換するときは、一輪挿しも洗ってから新しい花を活けます。一輪挿しは口が細いため、細い容器用のブラシで洗浄します。汚れをしっかりと落とす場合は、中性洗剤や重曹を加えて洗います。
ブラシが入らないほど細いものは、薄めた漂白剤を入れ20~30分ほど置いてからすすぎます。洗浄後は一輪挿しの口を下にして倒れないよう固定して乾かします。
お子さんやペットが怪我をされないように
お子さんやペットが一輪挿しを倒さないように、できるだけ手の届かないところに置きましょう。窓辺のカーテンが揺れたり、うっかり扉を開けてしまったなどで倒してしまうこともあります。コンセントや家電製品に水がかかると漏電や故障につながりかねません。ご家族のみなさんが怪我をされませんよう、置く場所には注意が必要です。