骨董品・アンティーク・古美術

骨董品の鑑定士とは

投稿日:2018年1月16日 更新日:

骨董品の鑑定士とは?

骨董品の鑑定士は骨董品や美術品、絵画、掛け軸などの古道具について、制作された時代や作家を調査し、価値を評価することが出来る人です。
現在では骨董品や古美術品は価値があるものとしてコレクターの間で売買されています。そのため、印やサインが本物かどうかを見極めて、現在の市場価格や価値を査定し、必要な時には鑑定書を作成します。

骨董品鑑定士の資格の取り方は?

骨董品鑑定士鑑定士は「美術鑑定士」とも言われます。ただし、この美術鑑定士には国家資格、民間資格はありません。長年の経験により目利きを養い実績を示すことで鑑定士として認められます。

例えば考古学者や歴史関係、美術関連の学芸員などが近い資格とも指摘されますが、美術館や博物館を運営する専門職の資格を持つだけでは、ひとつひとつの品物を鑑定する目は養えないため、やはり学芸員の方も経験が必要となってきます。

学芸員の方の中には、文献から学んだ知識を基に美術館や博物館で美術品の収集や保管、展示などの仕事をしながら骨董品を鑑定する目を養う方もいらっしゃいます。

骨董品鑑定士になるには?

古物商(骨董品店)を営んだり、美術館や博物館などに勤務しながら、何年にも渡って骨董品を査定する経験を積んで目利きを養います。実際に骨董品の鑑定士の多くは、自ら古美術商や骨董品店、画廊などを経営して、売買しながら美術品の商品価値を常に調査しています。

古い時代には、鑑定士歴が長い鑑定士のもとへ就いて修行をし、経験を積むことで審美眼を養っていくというのが鑑定士への道でした。骨董品が本物か贋作かを見極めることが出来るのは、やはり何度も成功と失敗を繰り返しながら積み上げてきた経験と骨董品に関することは全て網羅するくらいの知識がものを言います。

骨董品のオークションや骨董市などでも古道具を見定める力をつけ、経験を積み重ねていきますが、骨董品のジャンルや種類は大変多いため、実績を重ねて自分の得意とする分野を確立すると、その分野で名声を得ることができます。

美術館や博物館で働く学芸員の方が独立して鑑定士として活躍されることもあります。骨董品が作られた年代や時代の流行りによる意匠などを知ることも大切ですが、商品として売買するための鑑定では、骨董品業界と市場の変化を常に知っておかなくてはなりません。

骨董品鑑定士に必要な能力

骨董品鑑定士骨董品に興味のあることはもちろん、絵画や古美術品の歴史や制作された背景、作家についてよく知り、品物を丁寧に見る観察力と繊細な注意力が必要です。
芸術的価値や商品としての価値、そして偽物として作られたモノを見抜けるかどうかが重要です。

作品が作られたであろう時代背景、主流となった作風、作家の特徴や交流関係に至るまで分かるようになれた時には立派な骨董品の鑑定士となっていることでしょう。資格試験がない分、その人自身の信頼と豊富な知識量と審美眼がものを言う厳しい世界とも言えるでしょう。

これから骨董品鑑定士になるには

骨董品の鑑定士という資格はありませんが、先に紹介したように美術商などで働きながら目を養うことが一般的なルートです。美術に関する知識が無く、今すぐ就職することが難しい場合は、現在は美術関係、芸術関係の学校も充実しているため、まずは学校を卒業する方もいらっしゃいます。
美術、歴史学、日本文化学、考古学などが学べる高校、大学、短大、専門学校などがあります。

その後、古美術商、画廊、美術館、博物館などへ就職して、経験を積むことでだんだんと捨て目が利くようになります。場合によっては、ギャラリーや百貨店に就職することで、美術フロア、古美術店などの担当になる方もいらっしゃいます。

骨董品が鑑定できるようになったら

骨董品の鑑定士がつく職業としては骨董品店に勤めたり、腕と信頼が上がれば自分自身の店を開くことも出来ます。それだけでなく実力によって鑑定書を書くという仕事が舞い込んでくることもあります。

更には裁判所からも依頼が来るということもあるそうです。そしてみなさんご存じの通り某テレビ番組にレギュラーで出演し、本物か贋作かを見極め鑑定するという日もくるかもしれません。あんなに作品の事を語れて鑑定額を決められるというあの自信は、大変な勉強量と知識量、そして長年培ってきた経験からくるものなのでしょう。

資格という「保証」がない分一生勉強を続けることと経験値をあげていくこと、そしてその人自身の魅力と信頼性をずっと持ち続けなければならない職業ではありますがそもそもこの職業になりたいと思った人は根本的に「骨董品が好き」な人なはず。好きなことを追求していたら結果的に「美術鑑定士」になっていて、骨董品の鑑定士になっていたという人もしかしたら少なくないかもしれないですね。

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