陶磁器

陶器と磁器の違い

投稿日:2018年4月20日 更新日:

陶磁器とは

陶磁器は「陶器」と「磁器」を合わせた言い方で、他に「やきもの」と呼ぶこともあります。

陶器と磁器の違い

原料と温度

陶器と磁器は、どちらも粘土を材料にして作られていますが、陶器では「土」、磁器では「石」、と含まれる原料が異なります。このことから、陶器を「土もの」、磁器を「石もの」と呼んで区別されます。

どちらも基本的な原材料は「粘土質(土由来)+長石(ちょうせき)+珪石(けいせき)」の3つから成り立っており、その成分の割合の違いで仕上がりが異なっています。

長石と珪石はガラスに変わる性質を持ち、約1200度では長石の働きで珪石が溶け、どちらもガラス質となります。粘土の素地を埋め、硬度が増すことにより水漏れを防ぐことができます。

陶器と磁器では焼くための温度も異なり、陶器では約1100~1200度、磁器は約1300度です。

陶器 磁器
割合 粘土質(土由来)50%+長石20%+珪石30 粘土質(石由来)30%+長石30%+珪石40
焼く温度 約1100~1200度 約1300度
仕上がり

完成した陶器と磁器を見るだけでも大まかな違いが分かります。

陶器 磁器
打音 低音 高音
※透光性 なし あり
吸水性 あり なし
※高台 ざらついている なめらか

※透光性…光にあてた際、光を通すかどうか
※高台…茶碗などの下部にある円の部分

主な産地
陶器 磁器
瀬戸焼・唐津焼・萩焼・笠間焼・益子焼など 有田焼・伊万里焼・九谷焼など

炻器について

備前焼や信楽焼、常滑焼は炻器(せっき)と呼ばれ、陶器と磁器の中間に位置付けされます。
約1200度の高温で焼かれ、硬く焼締まるので通常釉薬を使用しません。
吸水性がなく、表面は茶色っぽく、叩くと濁った音がします。

-陶磁器

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